ガネーシュヒマール産ヒマラヤ水晶 クローライト、両剣貫入水晶 ネパール、ガネーシュ・ヒマール産 約88mm×52mm×27mm 重さ99g ガネーシュヒマール 神々の山と言われ、地球上で最も強いエネルギーを持つと言われる、聖地ヒマラヤ山脈の中央に位置し、標高7000メートルを越える山々が連なるガネーシュヒマール連峰の水晶です。 数日掛かりで一つ、一つ手掘りで採取され、人が担いで降りてきます。 ガネーシュヒマールの名前はこの地で信仰を集めているガネーシャに由来します。 ヒマールとは高い山を意味します。 ガネーシャはヒンドゥー教の神々の一柱で、破壊と創造の神シヴァ神とその妻パールバティの間の子供とされています。 その名前はサンスクリット語で「群衆(ガナ)の主(イーシャ)」を意味し、太鼓腹の人間の体に象の頭という姿をした神で、全ての障害を取り去り、富と繁栄をもたらす、除災厄と財運の神として、また、智慧を象徴する学問の神として、ヒンドゥー教のみならず、仏教圏地域の一部でも信仰を集めています。 本品の説明 本品はいかにもガネーシュヒマール産と言う感じの緑色クローライトを内包した結晶です。 内部の透明度が非常に高く照りのある柱面にはバーコード状の条線が見られ、緑色のクローライトを伴っています。 柱面をよく見ると、結晶と結晶が一体化した縦方向の接合線が幅の広い3つの柱面に見られます。 1本の結晶に見えますが、元々は高さの差はあるが、太さにはそれほど差がない3本の結晶がぐっと凝縮されたように一体化した結晶であると思われます。 斜め下側から突き刺さったように見える大きい両剣貫入水晶と小さい両剣貫通水晶が見受けられます。 大きい両剣貫入水晶の露出した錐面はガレており、長石とクローライトの付着が見られます。 小さい方は柱面が短い両錐です。 本体の透明度が高いので、貫入している結晶の先端部分がはっきりと確認できます。 底面は多数の細かい錐面が形成されているセルフヒールドになっており、きらきらと微細な点状の光の反射が見られます。 写真よりも現物の方が透明度と照りがあり、特にセルフヒールド部分には強い煌めきがあります。 未研磨結晶の為、多少ダメージがある部分があります。 クローライト 緑色や暗緑色の鉱物で半透明光沢を持ち、水晶などにインクルージョンとして内包されることがあります。 クローライトの名前の由来はギリシャ語で緑色のchloroに由来します。 パワーストーンの世界では、その緑色は生命力を象徴しており、体を再生し生命力を回復させ、若々しさを引き出し、精神的な悩みを解消し粘り強い精神を養い、何事にも挑戦する意欲を高め、その結果、名誉や財産などの成功をもたらす石として有名です。 古くは「痛みを和らげる魔法の石」として崇められた鉱物で、怒りや憎悪などの感情を鎮める働きがあり、精神と肉体を各々に浄化する力があるとされています。 ダブルターミネーター(両剣水晶) ダブルターミネーター(両剣水晶)は、結晶の両端に明確なポイントを持つ水晶のことで、比較的やわらかい地盤の中でほとんど制約を受けずに2方向に成長したものです。 水晶は本来、なんの制約も受けない環境では両方向に成長するので、ある意味、水晶の理想形といわれる形です。 パワーストーンやヒーリングの世界では、両端から同時に2方向にエネルギーの放射や吸収を行い、精神と肉体を調和させ、ネガティブなエネルギーを吸収し、ポジティブなエネルギーを放射すると言われています。 貫入水晶 貫入水晶とは、水晶の結晶の中に別の水晶が入っているものです。  大きな結晶に小さな結晶が突き刺さっているように見えますが、実際は、先にあった小さな水晶を、後から別の水晶が成長する過程で取り込んだ(一部内包した)ものです。 パワーストーンの世界では、貫入水晶は創造性や独創性を刺激して、そのヴィジョン化の手助けをする石と言われています。 セルフヒールド 地殻変動など何らかの原因で一度壊れた部分が、後から新しい結晶が形成されることによって自己修復されたものです。多数の小さめの錐面やピークが見られます。 ヒーリングやパワーストーンの世界では、癒しと再生のクリスタルとして人気があります。 自然の鉱物の為、天然由来及び採取時の細かいキズ、欠け等は御容赦下さい。 また、パソコン環境の違いにより現物とは多少色合いが異なって見えることがあります。予めご了承下さいませ。