ジョン・ピアース The Edge 初期のブルースマンがギターでスライドを実演していた頃、ボトルネックバーは使用されていませんでした。初期のスライドバープレイヤーはナイフ(通常はポケットナイフかまっすぐな刃物)を使用していたのです。ナイフは左手の薬指と小指の間で保持されていました。ナイフは複数の弦を横切って使われたり、個別の音程の為に使われたり、必要の無いときは逸らせてしまいます。音はとてもよいのですが、不自由で苦労の多いものでした。やがてブルースマンは、薬瓶かワインボトルのネックに切り替えます。コチラのほうがうまく扱えますが、やはりぎこちないものでしかも弦を対角線上に横切る傾向があります。  しかし、このEDGEは初期のまっすぐな刃物のアイデアに戻り、薬指と小指の間に苦労なしにフィットするよう巧みな削り込みを行ってあります。使わないときもバランスよく保持できるように設計してあります。素晴らしいサスティーンもお約束します。