山野草 スナビキソウ(種子半分割れ20個・第四種郵便送料73円)
スナビキソウ(砂引草) 大きさ・生活型:10~30センチの多年草
ムラサキ科スナビキソウ属 花:6~8月 実:7~9月
スナビキソウは北海道・本州・九州の北部に分布して海岸の砂浜に自生しますが、当地(青森県津軽
半島)では自生数はそれほど多くなく、あちこちに少しずつ分散して見られる程度です。砂の中に長
い根を引きずっているのでこの名があります。地上部の高さは10~30cmほどで、強風が当たる場所
では10センチほどにしかなりません。花の中心部が黄色で周囲が白色の基部がつながった5弁の花を
咲かせ、満開時に芳香を出します。花の後にできる果実は緑色ですが、熟すと黒くなって砂の上に
こぼれ、晩秋には半分に割れて2個に分かれます。この種は軽いコルク質で波に浮かんで漂流し、た
どり着いた砂浜で芽を出します。そのために、スナビキソウは大波のときに波をかぶるような場所
に自生しています。蝶のアサギマダラがスナビキソウの枯れた葉や傷ついた茎の汁などを好み、地
域によってはスナビキソウに集まるアサギマダラの群生が見られるとのことですが、津軽半島では
スナビキソウに群れるアサギマダラの姿はまだ見ていません。写真1と2は自生地(青森県津軽半島)
でのスナビキソウの様子、3と4が実生発芽苗の様子、5が種の見本で丸かった種が熟して半分に割れ
た状態の20個をつぶれないように紙箱で保護して第四種郵便で送ります。スナビキソウの種は丸い
ままでも、半分に割れても、どちらも発芽します。山野草の性質上、取り置きはできないことと、
必ず発芽するとの約束はできないことをあらかじめご了承願います。
※この種は昨年9月に自生地(青森県津軽半島)で採取しました。スナビキソウの種子は最初は丸くな
っていますが、熟してくると自然に半分に割れます。丸いままの種でも、半分に割れて2個に分かれ
た種でもどちらでも発芽することを確認しています。実生資料がありませんが、経験では発芽率は3
割程度とあまりいいとは言えませんが、秋にまくと翌春、春にまくと2~3か月で発芽することを確
認しています。開花まで何年かかるかは現在観察中です。
リンクできない場合は山野草男チャンネル再生リストの中の「スナビキソウ 山野草44」「津軽半島 の山野草29」「津軽の山野草68」「津軽の山野草99」をご覧ください。
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しますが、あいだに郵便配達が休みの祝土日が入るとその分延びます。
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