またCDドライブもコンデンサの劣化などでCDが読み込みできなくなる故障が多いです。しかしCDドライブはブラウン管の下に鎮座しており取り出すだけでも危険で困難です。 さらにFM TOWNSのCDドライブは、最近のパソコン用のCDドライブとは互換性がなく、初期のCDドライブのため特殊な構造になっていますので慣れていないと分解しても元通りに戻すのは難しいです。 FM TOWNSはCDから起動するソフトが多く、CDドライブが故障してしまうとほとんどのソフトを動かすことができなくなります。
FM TOWNS一体型のモニターは、SONY製のトリニトロン管が採用されているため表示がすごく綺麗です。 最近の液晶モニターではVGA端子が無くなっていたり周波数が対応していないなどレトロPCを表示させられるモニターの入手が困難になってきていますが、一体型ですのでそのような悩みとは無縁です。 さらにブラウン管のため表示遅延も気にする必要は全くありません。外部映像入力端子も装備していますので、他のレトロPCを表示させて楽しむのも良いかもしれません。
FM TOWNSシリーズの中で、一式そろえてもコンパクトで場所を取らず小さくてかわいい機種です。
今回の出品にあたり、内蔵用仮想FDドライブをご用意いたしました。 FM TOWNSのFDドライブは現在のパソコンの3.5インチFDドライブとは互換性が無く、内蔵用仮想FDドライブを接続するには変換するアダプターが必要です。自作のアダプターを作成して接続できるようになっています。 またFM TOWNS UXのFDドライブ接続コネクタの箇所は手が入るようなスペースがまったく無く、細かい調整をしないとうまくコネクター同士を接続することができません。 本出品でお付けする内蔵用仮想FDドライブは、調整を行いそのまま差し込むだけで簡単に接続ができるようにいたしました。 FM TOWNS UXは本体前面のFDドライブカバーを外すことで、簡単に前面からFDドライブを取り出すことができますので気軽に内蔵用仮想FDドライブへの交換が可能です。 補足としてこの内蔵用仮想FDドライブはUG・URには取付はできると思いますがメイン基板を取り出す必要があるため、UXのように気軽に交換とはいかないと思います。ただ縦型の本体のものはFDコネクタの位置が微妙にずれていますので、これらの機種に関しては流用しての取付は難しいと思います。 自作のマニュアルには、個人的な備忘録用途なメモのような内容ですが、FDイメージの作成方法や内蔵用仮想FDドライブの交換方法、操作の仕方を写真付きで日本語で記載しています。 最近はレトロPCのFDドライブの故障やFDにカビが発生しているものが多くなってきている印象です。FDをイメージ化し仮想FDドライブを使って本体で読み書きができるように対策をすることをおすすめいたします。