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永遠の座右の書。松下幸之助著、「道をひらく」(PHP文庫)です。状態は、全般にかなり良好です。送料はクリックポストで185円です。
★内容: これまで、どれほど多くの人が本書に勇気づけられ、また成功への指針としてきたことか。本書は、松下幸之助が自分の体験と人生に対する深い洞察をもとに綴った短編随想集で、発刊以来累計400万部を超え、いまなお読み継がれるロングセラー。この本には、時代を超えて生き続ける不変の真理がある。もし失敗して落ち込んでいるのならば、「自信を失ったときに」「困難にぶつかったときに」「運命を切りひらくために」の項が、きっと立ち直る勇気を与えてくれるだろう。 もし、経営で行き詰まってしまったら、「仕事をより向上させるために」「事業をより よく伸ばすために」「みずから決断を下すときに」の項が、解決の方途を示してくれるはずである。事業の成功者であり、それ以上に人生の成功者である幸之助の言葉には千鈞の重みがある。あらゆる年代、職種の人に役立つ、永遠の座右の書。
「著者は戦前から、世の中の貧しさを無くすことを信念としてきた。そのために、物資を世の中に水道のように満たし、不自由をなくすことが生産者の務めであると考え、企業経営を行ってきた。さらに、身も心も豊かな社会を実現するためには、政治の果たす役割が極めで重要だとして、その充実を訴え続けてきた。このように、大企業の単なる経営者にとどまらず、高い理想を持ちその実現のために行動した著者だけに、本書で取り扱われているテーマも、いわゆる人生訓的なものから、仕事や経営の心得、政治への提言まで幅広い。本書の初版が出たのは1968年なので、すでに『古典』といってもよいが、その内容は決して色あせていない。それは、著者が時代によらない普遍的な真理を洞察していたからであり、また、著者の理想とした『身も心も豊かな社会』がいまだに実現していないからであろう。飾り気のない文体は、礼節を重んじ、謙虚に人に接することを常に説いた著者の人柄がにじみ出ており、思わず引きこまれてしまう。社会人だけでなく、大学生や高校生にも手にとってもらいたい。きっと何かを発見できるだろう」(戸田圭司)
★著者、松下幸之助は1894年(明治27年)和歌山県生まれ。一代でパナソニック(旧松下電器産業)を世界的企業へと築きあげた、日本を代表する名経営者。今も多くの経営者たちが“経営の神様”と慕い、氏の教えを学び続けている。9歳で単身大阪へ。火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電燈に勤務。1918年、23歳で松下電気器具製作所(のち松下電器産業)を創業。ほかに、PHP研究所を設立して倫理教育や出版活動に乗り出し、また松下政経塾を立ち上げて政治家の育成にも意を注いだ。1989年死去(享年94)。
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