全羅南道・雲岱里で焼かれた所謂宝城粉引と言われる朝鮮の粉引の中では数が少なく評価の高いものです。
この茶碗は通常見かける大きな鉢サイズや平茶碗と違い、やや小振りですが見込みの深い美しい碗相の茶碗です。
また、全体に白泥をずぶ掛けする時にできる小さい釉はずしも見られ、これも見所になっています。
高台の畳み付きには宝城粉引独特の黒い土が見えています。
ご覧のように口縁にカケの直しと部分的なカセが見られますが、カサついた感じはありません。
水に濡れるとゆっくりと表れる雨漏りを見ながらのお茶を愉しんでいただければと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
李朝初期
サイズ 口径:11,7センチ 高さ:6,6センチ
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↑ 直しの内外です。 ↑
商品名稱 : | 宝城粉引茶碗(李朝初期) |
備註 : | |