ホイットニー・ヒューストンの2ndアルバム『Whitney』(邦題:ホイットニー II ~すてきなSomebody)。1987年発売。前作に続きナラダ・マイケル・ウォルデンがプロデュースにあたり、ダンス・ポップとバラードが絶妙のバランスで配置された、80年代を代表する女性ヴォーカル・アルバム。全米アルバム・チャート初登場1位を獲得。シングルカットされた「I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)」(すてきなSomebody)、「Didn't We Almost Have it All」(恋のアドバイス)、「So Emotional」(やさしくエモーション)、「Where Do Broken Hearts Go」(ブロークン・ハーツ)の4曲すべてが全米No.1を獲得し、前作から7曲連続1位という前人未到の記録を達成している。ホイットニーはこのアルバムでスーパースターとしての地位を確固たるものにした。