ガラクタ箱に残っていたPS/2マウス(光学式)を
バスマウスに改造してPC-98用マウスにしてみました
「ホイール付き」のマウスでしたが
バスマウスでは対応する割り当てピンがないので除去しました
空いた穴は透明樹脂で塞いで中に設置したLEDが見えるようにしてあります(画像5枚目)
このLEDはただのイルミネーションで機能的には「電源インジケータ」以外の意味はありません!
基板上の[PS/2マウス]コントローラ(IC)と関連部品を除去して
X/Y用出力部品(トランジスタと抵抗)を組み込みました(画像2枚目)
元のマウスはPS/2仕様の
「ノーブランド 3D Optical Mouse(光学式):「keeece」等で類似形状のもの有」です
基板上の印字から推測すると2005年頃の製品のようです
所有していた記憶はありますが入手経緯は覚えてません
使っていた期間の記憶も無いので ほぼ使うこと無くお蔵入りしていました
(形状的には手に馴染むので 機能的な面の方で使い勝手が悪かったのかも知れません(?))
今回の作業での確認では
設置面が「黒色」系以外だと、かなり反応が悪く、白地だとほぼ移動操作できませんでした!
外観としては、
このマウス自身のコードを巻き付けた状態で保管してありましたが
マウス下側のプラスチックが コードの外皮材質と反応して
接触部分で融けておりコードの痕が着いていました
(かつての中国製によくあった材質の相性?何それ?的な粗製量産品という感じでしょうか)
ベタベタしてはいませんでしたが、凹んだ周囲が盛り上がっていたので
出品にあたり、サンドペーパーで整形しました
そのため、サンドペーパーの擦り痕でスケルトン部が曇った状態になっています(画像4枚目)
ベタついてはいませんし、磨く手間を掛けるほどの品でもないため
現状渡しとさせていただきます
動作確認は「98 note PC-9821La10」に接続して行いました
「移動」と「ボタン・クリック」、マウスとして操作出来ました
アプリケーションのメニュー項目や[OK]ボタンのクリックなどの
通常速度での操作に問題はないと思いますが
高速移動させた時には、停滞や一瞬の戻りなど不安定な挙動(REカウントミス)があるかもしれません!
DIY改造品ですので
全てのPC-9800シリーズで 確実な安定動作は保証できません!
単純な構成の電気回路ですので
現在にPC-98を使用している方であれば、知識をお持ちと思いますので
不安定な場合、抵抗値の変更などで安定化改良は可能と思います
このような品ですので、確実に動作するマウスをお探しの方にはお勧めできません!
改造に興味をお持ちの方や電子工作が趣味の方にでも。
製品高さが3cm以上あるため
「宅急便コンパクト(EAZY)」での発送を予定しています。
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