90年代のオルタナティヴ・ロック、現在のロック・シーンにおいても重要なバンド、ビリー・コーガン率いるスマッシング・パンプキンズの新作。12年『オセアニア~海洋の彼方』(原題:Oceania)以来2年半振り、通算8作目のスタジオ・アルバムとなり、07年にスマッシング・パンプキンズに加入したギタリスト、ジェフ・シュローダーとシカゴで録音、そしてトミー・リー(モトリー・クルー)がドラムで全面参加している。プロデュースは98年『アドア』のセッションで初めて組んだハワード・ウィリング、ビリー・コーガン、ジェフ・シュローダー。マスタリングを手掛けたのは、過去作品に関わってきたハウィー・ウェインバーグ(ニルヴァーナ等)。轟音、エモーショナル、メランコリー、繊細と言った表現がはまる、スマッシング・パンプキンズにしか鳴らす事の出来ないサウンドは今作も健在。2015年には、もう1枚の新作アルバム『Day For Night』も発表された。