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「近江守助直」は、1639年(寛永16年)に近江国(現在の滋賀県)に生まれ、大坂に出て「2代 助広」(にだい すけひろ)に作刀技術を学んだ名工です。1675年(延宝3年)頃に助広の娘婿となって「津田」姓となり、その後、故郷に戻って鍛刀に励みました。 1682年(天和2年)、助広が没すると再び大坂へ来住。津田一門の後継者となります。助広の特長である「互の目乱」(ぐのめみだれ)や「濤瀾乱」(とうらんみだれ)といった刃文を施す技法を受け継ぎ、一門の繁栄を支えました。 近江守助直の作風は、おおむね助広に似ていますが、身幅がやや狭く、先反り気味。また、濤瀾乱において助広が得意とした「玉焼」(たまやき)が、ほぼ見られないなどの違いがあります。 没年は不詳ですが、1693年(元禄6年)以降の作例が見当たらず、これより遠くない時期に没したと推定されているのです。 銘:表【近江守高木住助直】 付属品:登録書 特別保存鑑定書 種別:刀 登録番号:294033 平成17年12月13日 サイズ:長さ70.9cm 反り:1.8cm 目くぎ穴 1個 元幅:3.4cm 程 元重:0.75cm程 先幅:2.17cm 程 先重:0.5cm 程 刀身重量:826g ハバキ重量:47.2g程 鞘全長:103cm程
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(2025年 6月 16日 12時 02分 追加) 説明分画像の、写真1.写真2.写真3の 鎬地に、傷みたいなのが、写り込んでいますが、撮影時のカメラが反射しまして、写り込んでしまったものです。 あのような大きな傷はありません。(2025年 7月 3日 15時 22分 追加) 即決希望など、質問がありましたら、お気軽にメッセージください よろしくお願いします。 >