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秋の季節に彩りと豊かさを運ぶ品質の優れた標本を揃え、【秋のコレクション2】特別出品を行います。
サイズ:約100x53x38mm
重量:約850カラット
産地: Cave-in-Rock, Hardin County, Illinois, USA.
アメリカのケーブインロック地域からの古い博物館級蛍石の大型群晶標本、イリノイ蛍の一般的な紫色の結晶ではなく、ネオン感を帯びる鮮烈なマゼンタパープルに呈する立体感強い六面体大結晶が集まり、10センチを突破した非常に迫力的な博物館級イリノイ蛍です。微細な黄銅鉱、方解石の結晶が確認できる蛍石群晶に艶やかな照りの強い結晶面が広がり、結晶を透かしてマゼンタ色は表面の複雑な幾何学的な模様の隙間から浮かび上がり、まるで妖しく光る古代都市のように見えます。3.5センチを突破したメイン結晶を含め、端正でシャープな六面体に整った群晶はほとんど無傷で、立体感強く集まっています。透明度の高く、色合いの非常に濃い結晶は黒く見えますが、特筆すべき光源の下で結晶の全体は一般的なイリノイ紫蛍と違って、ネオン感まで帯びる鮮烈なマゼンタパープルの光を放ち、極めて迫力的なイリノイ蛍の古い博物館級蛍石の大型群晶標本です。アメリカのご高齢コレクターのご令嬢から購入した70年以上前から保管していた標本で、古いラベルが付属致します。
アメリカのイリノイ州南部とケンタッキー州北西部の境目に位置するハーディン郡一帯はかつてフッ素の都と呼ばれる19世紀からの蛍石大産地で、1842年から採掘されるこの地域は主に前期のロシクレアと後期のケーブ・イン・ロックを中心に、ロシクレア鉱山、アンナベル・リー鉱山、デントン鉱山、ミネルヴァ No.1鉱山、ビクトリー鉱山などの名鉱山群が分布し、一時はアメリカの蛍石生産量の75%を占めるほどの名実ともにフッ素の都ですが、より安価な中国産蛍石の輸入によって1996年1月にアメリカ最後の蛍石鉱山であるミネルヴァ No.1鉱山が閉山し、150年にわたるハーディン郡の鉱業の歴史に幕を下ろしました。ケーブ・イン・ロックという名前ははイリノイの広域的な蛍石の産地として知られる他、1930年代にほかの蛍石鉱山より一歩先に設立されたケーブ・イン・ロック鉱山も存在し、こちらの標本に類似する一般的なイリノイ紫蛍とやや違う産状の標本(https://www.mindat.org/photo-263282.html)を産出し、70年前から保管されたこちらの標本もケーブ・イン・ロック鉱山産の可能性もありますが、購入先であるアメリカのご高齢コレクターのご親族は更なる情報が分からないということで、無難なケーブインロック地域産蛍石として出品致します。こちらの標本はケーブインロック地域からの古い博物館級蛍石の大型群晶標本、イリノイ蛍の一般的な紫色の結晶ではなく、ネオン感を帯びる鮮烈なマゼンタパープルに呈する立体感強い六面体大結晶が集まり、10センチを突破した非常に迫力的な博物館級イリノイ蛍です。微細な黄銅鉱、方解石の結晶が確認できる(画像8)蛍石群晶に艶やかな照りの強い結晶面が広がり、結晶を透かしてマゼンタ色は表面の複雑な幾何学的な模様の隙間から浮かび上がり(画像1)、まるで妖しく光る古代都市のように見えます。3.5センチを突破したメイン結晶(画像6)を含め、端正でシャープな六面体に整った群晶はほとんど無傷で、立体感強く(画像2,4)集まっています。透明度の高く、色合いの非常に濃い結晶は黒く見えますが、特筆すべき光源の下で結晶の全体は一般的なイリノイ紫蛍と違って、ネオン感まで帯びる鮮烈なマゼンタパープルの光を放ち(画像2,3,4,6)、極めて迫力的なイリノイ蛍の古い博物館級蛍石の大型群晶標本です。アメリカのご高齢コレクターのご令嬢から購入した70年以上前から保管していた標本で、古いラベルが付属致します。
この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。
注意事項
※写真は白熱灯環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。
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