★商品説明★ | 真保裕一著 「小役人シリーズ(5冊)」 講談社文庫 「連鎖」 1998年 6月 文庫12刷 「取引」 1995年11月 文庫初版 「震源」 1997年 5月 文庫4刷 「防壁」 2001年 5月 文庫7刷 「密告」 2001年 7月 文庫初版 定価 533円~880円+税 303頁~677頁 |
★著者略歴★ | 1961年、東京生まれ。アニメーションディレクターを経て’91「連鎖」で第37回江戸川乱歩賞受賞。’96「ホワイトアウト」で吉川栄治文学新人賞。1997年「奪取」で日本推理作家協会賞・山本周五郎賞W受賞。初期の小役人シリーズといわれる、様々な立場の公務員を主人公とした物語世界で有名。その他の作品も仕事と密着した舞台設定はいい。 |
★作品内容★ | 『連鎖』 1991年、第37回江戸川乱歩賞受賞作品。小役人シリーズとも言われるように、組織の末端に位置する公務員が活躍する。役職はさまざまだが、公務員の下っ端に光を当てる。 汚染食品の横流しを探る食品衛生監視員。チェルノブイリ原発事故による放射能汚染食品がヨーロッパから検査対象外の別の国経由で輸入されていた。厚生省の元食品監視員として、汚染食品の横流しの真相究明に乗り出した羽川に、やがて死の脅迫が舞い込む。 『取引』 公正取引委員会の審査管伊田は、正義感ゆえに窓際になる。その上、策略によってその職さえ奪われる。ODA(政府開発援助)の裏側にはびこる利権と犯罪を鋭く暴く。ODAなどの実態をよく描かれていると同時に、フィリッピンでのアクションなど読ませてくれる。読後感も暗くはあるがさわやか。 『震源』 地震で津波が発生し、警報が遅れる事故が起こった。地震火山研究官の江坂は、ミスを犯した森本を鹿児島に尋ねるが、彼はすでに退職し姿を消していた。同じころ森本と同窓の大学教授も、地震の観測データを持ったまま行方不明になっていた。そこには国家的陰謀が渦巻いていた。 『防壁』 連作短編。「防壁」要人警護をするSPの心の葛藤と人間関係を中心にするサスペンス。「相棒」海上保安庁特殊救難隊員・潜水のプロ。「昔日」自衛隊不発弾処理班。「余炎」消防士。いづれの短編も、危険を伴う己の仕事に誇りを持つと同時に、関わっている女性との葛藤に悩む姿を描いている。その中で、サスペンスと謎があり好短編集。 『密告』 かつて、オリンピック候補にもなった警察官・萱野が、部内の密告の(かつて五輪出場を掛けて争った上司の接待疑惑を密告したという)噂で白眼視される。密告したのは誰か?それを追ううちに警察と、その天下り先の暗い関係を知ってしまう。 |
状 態 |
|
★発送方法★ | ゆうメールを、予定していますが、複数落札していただければ、まとめて発送します。 多数まとめて送る場合はネット検索の上、なるべく料金の安いものを選択します。希望の発送方法がありましたら、ご連絡ください。 |
他の出品を落札した場合や、落札予定の時はなるべく早めにご連絡ください。 |
★出品者から★ | 他にも多数出品しています。ぜひそちらも見てください。 個人の蔵書なので、すべて一読はしています。内容等でご質問がある場合も受け付けます。 また、出品希望の本などがあれば優先的に出しますので連絡してください。 |
参考・宅配料金(本の宅配に必要そうな部分などだけ取り上げました。) |
宅配名 | 条件・サイズ | 料金 | 注意点 |
クロネコメール便 | 厚さ2センチ。厚さを超えなければ割安。 | A4サイズまで、一律160円。B4サイズまで、一律240円 | 厚さ2cmはかなりきつい。補償無し。 |
ゆうメール(旧・冊子小包) | 重さによって料金が変更 | 1㎏まで340円、2kgまで450円、3kgまで590円。 | 縦横高さ合計70cm、3㎏まで。補償無し。 |
ゆうパックなど宅配便 | 従量制、配達地によって料金が変わる。 | 大体600円~と見ていい。 | まとめて送るのには割安。配達時間指定あり。 |
商品名稱 : | 真保裕一★小役人シリーズ★ 講談社文庫 |
備註 : | |