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十年以上付き合っているブラジルの宝石商から念願の彼の素晴らしいブラジル宝石コレクションをやっと入手でき、早速重複品や個人コレクションのサイズに合わない標本を放出致します。また、【ブラジル宝石鉱物コレクション】シリーズはお値引きは致しませんので、ご了承ください。
サイズ:約42x13x10mm
重量:約55カラット
産地:Cruzeiro mine, So Jos da Safira, Minas Gerais, Brazil.
紅電気石名産地、名高いブラジルのクルゼイロ鉱山からの紅電気石単結晶標本、全体は若干マゼンタパープルに発色し、非常に透明度の高い結晶の頂部は強烈なネオン感を帯びる濃ピンクのキャップ部に覆われ、透過光で極めて美しい演出を作るネオンピンクキャップルベライトの極美結晶標本です。4センチ、55カラットを突破した結晶は典型的な柱状に整え、三角形の模様を描き出す三方晶系の端正な頂部が確認できます。電気石族の中では比較的に珍しく、若干マゼンタパープルに発色する傾向が確認できる結晶の頂部は強烈なネオン感を帯びる濃ピンクのキャップ部に覆われ、ご覧の通りクラリティの非常に高い宝石質に満たされた結晶は透過光で極めて美しい演出を作り、また結晶の縦軸から強光源を与える際は目が眩む強烈なネオンの光を放ち、紅電気石名産地であるクルゼイロの名に相応しい一本の紅の柱です。
ミナスジェラス州のゴヴェルナドール・ヴァラダレス町の北西におよそ70kmに跨るサフィーラ山脈の東斜面にあるクルゼイロ鉱山は鉱産資源の豊かなミナスジェライス州の数々の鉱山の中でも特に歴史の長い鉱山で、この地でのトルマリンの発見は17世紀に遡ることができ、当時のポルトガル人の植民者は山の斜面に青く光る宝石を発見し、サファイアと間違えた植民者はサファイアを意味するポルトガル語にちなんでこの山をサフィーラ山脈に命名し、実はその青い宝石はサファイアではなく、トルマリンでした。17世紀に発見されたこの地域は長い間忘れ去られ、20世紀初頭にクルゼイロ鉱山は再開発されたが、最初は宝石ではなく、当時の需要が急増する絶縁材向けの雲母鉱山として蘇り、やがて第2次世界大戦の時期にブラジル全体の雲母生産量の大半を占めました。戦争後に雲母の需要の低下に伴って採掘活動も大幅に縮小されましたが、1950年代に宝石質のトルマリンの鉱脈が発見されたことによってクルゼイロ鉱山は宝石鉱山として復活しました。友人のブラジル宝石商から伺った話によると、クルゼイロ鉱山のアクセスが特に悪く、近年でやっと車が走れる道路が舗装されました。それに加え鉱山一帯の治安は非常に悪く、道に宝石業者を狙う強盗がうろつき、単独行動は絶対に避けるべき地域です。こちらの標本はクルゼイロ鉱山からの紅電気石単結晶標本、全体は若干マゼンタパープルに発色し、非常に透明度の高い結晶の頂部は強烈なネオン感を帯びる濃ピンクのキャップ部に覆われ、透過光で極めて美しい演出を作るネオンピンクキャップルベライトの極美結晶標本です。4センチ、55カラットを突破した結晶は典型的な柱状に整え、三角形の模様を描き出す三方晶系の端正な頂部(画像5,6)が確認できます。電気石族の中では比較的に珍しく、若干マゼンタパープルに発色する傾向が確認できる結晶の頂部は強烈なネオン感を帯びる濃ピンクのキャップ部に覆われ、ご覧の通りクラリティの非常に高い宝石質(画像1,2,3)に満たされた結晶は透過光で極めて美しい演出を作り(画像1,4)、また結晶の縦軸から強光源を与える際は目が眩む強烈なネオンの光を放ち(画像2,3:スポットライト環境)、紅電気石名産地であるクルゼイロの名に相応しい一本の紅の柱です。長年付き合っているブラジルの宝石商の友人の元コレクションで、本人の要望とブラジルの治安情勢の理由で氏名をネット上に公開できませんが【ブラジル宝石鉱物コレクション】シリーズにオリジナルラベルを付属致します。
この度コレクション整理のため出品いたします、この機会をぜひお見逃しなく。
注意事項
※写真は白熱灯/スポットライト(画像2,3のみ)/自然光(画像9のみ)環境で撮影しております。
※天然石のため、多少のヒビや欠け等のダメージがあります。
※お使いのモニターにより写真と実物で色が異なる場合がございます。
※サイズや重量に若干のズレがある場合がございます。
※台座やミネラルタックは付属しません。
不明点につきましては、ご購入前にご確認をお願い致します。
(2024年 2月 4日 23時 18分 追加)
結晶のクラリティの高さが分かる自然光環境の写真(画像9)を追加させて頂きます。 >