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水月窯で作られた、梅の花にそのカタチを見立てた白化粧の向付です。
小丼のように深さのある鉢で、縁に切り込みを入れて見込みにシベを描き5弁の梅の花に見立てています。
赤土のボディーにたっぷりと白化粧をかけてふんわりと白い雰囲気に仕上げています。釉薬の濃淡が出す揺らぎや御本の出すほのかな赤みが美しくこの鉢を彩ります。
高台に切り込みを入れて三つ足にしているのも心憎い演出。さすが名窯、水月窯の作品です。
大きさは径約12cm、高さ約7cm。状態は良好でキズやカケはございません。高台内に「水月窯」と書き銘。箱などはありません。
今回出品の水月窯の作品は昭和後期に作られた未使用のデッドストックです。現在も窯は続いておりますが、土や絵の具などの原料は昔の方が格段に良く、焼き上がりの雰囲気も抜群に良い感じです。そんな貴重な昭和の作品を身近で使うのもささやかな贅沢ですね。普段使いのうつわとして大活躍する事も請け合いです。お料理もとっても盛り映えしますよ。お好きな方からのご入札をお待ちしております。
なお美濃焼のカテゴリーに該当するものが無く志野のカテゴリーに出品しております。あらかじめご了承下さい。 >