■Side1-1/Summertime --- 【NM】
■Side1-2/Memories Of You --- 【NM】
■Side1-3/Wailin' With Joe --- 【NM】
■Side1-4/How Deep Is The Ocean --- 【NM】
■Side1-5/The Blues For Rose --- 【NM】
■Side1-6/The Man I Love --- 【NM】
■Side2-1/Until The Real Thing Comes Along --- 【NM】
■Side2-2/Blue Prelude --- 【NM】
■Side2-3/After You've Gone --- 【NM】
■Side2-4/Come Rain Or Come Shine --- 【NM】
■Side2-5/How High The Moon --- 【NM】
■Side2-6/If I Had You --- 【NM】
ジャケット:
軽い使用感があります。--- 【VG++~EX】(写真をご覧下さい。)
本アルバムは、ソニー・クリスが1956年に録音しインペリアルからリリースされたアルト・サックスのアルバムです。この志ある一枚には、ソニー・クラーク(ピアノ)、リロイ・ヴィネガー(ベース)、ローレンス・マラブル(ドラムス)が参加しており、LAビバップを代表するリズム隊との相性が抜群です。ソニー・クリスのサックスは、チャーリー・パーカーから影響を受けつつも独自の音色を確立しており、すでにこの時点で彼は“誰にも似ていない”強烈な個性を持っていることが明らかでした。彼のトーンにはブルージーな深みと湿度があり、それが演奏全体に熱と歌心をもたらしています。とくに「Summertime」では、クリスは中音域を用いた安定したテンポでテーマを歌い上げ、そこから展開されるソロは一音一音が鮮烈で、まるで魂を込めて吹いているかのような熱量を感じさせます。これは、彼が師として敬愛したパーカーとは異なる自身の語り口としてのサックス表現です。
アルバム全体は、オリジナル曲とスタンダードのバランスが絶妙で、たとえば「The Man I Love」ではテーマの抒情性を活かしつつも、クリスは即興で緊張感を高め、多層的な情感を刻みます。リズム隊は終始緻密かつ推進力に満ちており、ピアノのソロも冴えわたっています。ソニー・クラークはこの時期において理想的な伴奏者であり、彼のシングルノートはクリスのブロウを引き立てつつ、楽曲全体にモダンな構築力をもたらしています。ベースのヴィネガーも、ウォーキングラインを巧みに操りながら即興にそっと彩りを加えています。
本作は、ソニー・クリスのキャリアの中でも特にエネルギッシュで明快な時期に録音されたものであり、初期からすでに完成した彼のスタイルを示しています。ビバップ寄りながらもブルース感覚を忘れず、曲によっては熱情的かつスウィング感にあふれる演奏が連続します。総じて、『Go Man!』はソニー・クリスの個性を鮮やかに示したハードバップの佳作であり、LAビバップの代表作と評されるにふさわしい内容です。彼の“亀裂のあるBirdの叫び”とも称される鋭い音色と強靱なリズム感、そしてブルースフィーリングに裏打ちされた即興性が際立っており、まさにモダンジャズ的ソウルの体現です。
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