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【詳細】
初版帯付 岩井志麻子 五月の独房にて 小学館刊
2009年2月2日初版 小学館発行
だから。だから、殺した。二人して私を侮辱し、笑い者にしたのだ。脅したり陥れるよりも、その罪は重い。だから、殺した。女の日常に潜む狂気の沸点を描いた戦慄のホラー・サスペンス。
嫉妬と妄想の果てに暴走する女の冷徹な狂気
小説家として、またエッセイストとして幅広く活躍する岩井志麻子が放つ、戦慄のサスペンスノベル。
週刊ポストにて大反響を呼んだ連載小説『愛人の記録の散逸』に大幅な加筆改稿を施し、改題した単行本です。
社員旅行で起きたレイプ事件をきっかけに、その加害男性と不倫関係に陥り、やがて妄執の虜となって
男とその関係者を追い詰める主人公・彩子。物語は彩子の果てることのない肉欲と、おぞましいほどの自己顕示欲を柱に、
殺害から遺体解体作業、さらにはあくまでも殺意を否認する裁判、懲役16年の獄中生活、
そして社会復帰を果たしたその後までを綴っていきます。
嫉妬と妄想の果てに暴走する女の狂気と欲望を描ききった岩井作品の集大成です。
岩井志麻子
1964年、岡山県生まれ。99年に「ぼっけえ、きょうてえ」で日本ホラー小説大賞を受賞。また、同作を収録した短編集により山本周五郎賞も射止める。他に『岡山女』『魔羅節』『チャイ・コイ』(婦人公論文芸賞)、『自由恋愛』(島清恋愛文学賞)など著書多数。
【状態】
経年劣化により多少の焼け、カバーにスレは御座いますが、概ね良好です。 >