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鼠絵志野(仮称)の火入です。形も絵付けも堂々とした絵志野ですが尋常ではないグレーです。極端に汚れた物かと思いましたが仔細に見ていくとどうもそうではないようです。油による汚れであれば底部に近いほど色が濃くなり貫入にも濃く色が付くのが普通です。臭いやベタつきなどでもそれと分かるものです。また、香炉や火入伝世した物で、長い間入れられた灰が湿気を吸い化学反応を起こし貫入に赤茶色の濃い色が入った物も何度か手にしています。それらの様子とは異なりこちらは全体が均質にグレーで特段貫入の色が濃い訳でもなく臭いやベタつきもありません。貼り付けられたるい座(小さなボタン状の装飾)が焼成時に爆ぜたところから鉄分の多い土色が覗きます。おそらくは赤織部等に用いられる赤土を用いて作られそのまま絵付けをし長石釉を掛けた物のようです。手違いか実験作かは分かりませんが流通して実際に火入として伝世しています。縁の上部の釉剥けやほつれが全体的に銀直しされています。志野を見慣れた方でないと中々ピンと来ないかも知れませんがかなりの珍品であることに間違いはありません。絵付けも素晴らしく眺めても眺めても興味の尽きぬ物です。ぜひ手にとってじっくりと耳を傾けていただきたい鼠絵志野火入を特別出品です。箱あり。胴径(対辺)8.9センチ・高さ9.2〜9.4センチ・桃山時代 ※新規の方、評価の悪い方の入札は取り消す場合があります。商品到着後は速やかに取引ナビの受取連絡を入れて下さい。 >