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DENON(デノン) PMA-850Ⅱ A級増幅付 プリメインアンプ 整備済み 完動品です。入手した不動品を完全整備したものです。デノンでは1970年代にPMA-500が大ベストセラー機となり続いて同じデザイン系の最上位機種PMA-700が発売されました。それぞれがマイナーチェンジされ継続販売される中で1977年に特異な高級機PMA-850が登場しました。デノンのアンプはどちらかというと音楽性を重視して艶やかな音色で聴かせるタイプが多かった中で徹底的に電気的特性を高めることに拘って設計製作されたアンプがPMA-850です。MCヘッドアンプからパラプッシュプルの終段までの各ステージを全て純コンプリメンタリー構成とする驚きの物量投入贅沢アンプで85W×2の出力でした。終段素子はNEC新開発のマルチエミッタ型メタルキャンを投入する力の入れようでした。そして翌1978年、オーディオ界でブームとなっていたA級増幅機能に加え出力アップしたマイナーチェンジ版として登場したのがPMA-850Ⅱです。価格は129,000円と高額でした。出力はB級100W×2、A級22W×2です。入手したアンプは、電源は入るものの保護リレーは解除されず全く音の出ない不動品でした。中を調べると修理を試みようとした形跡はあったものの結局手付かずの状態で放置されてしまったようです。850は非常に多数の能動部品とコンデンサ等が使われているため局部的な原因究明は時間が掛かると判断し、ほぼオーバーホール前提で作業を進めることとしました。終段部から作業に入ったところ幸い貴重なマルチエミッタ型トランジスタは全て生きていることが分かり、以後地道に小信号トランジスタと信号系のアルミ電解コンデンサの交換を続けました。ノイズ発生が危惧されるデュアルトランジスタも新品交換しました。リレーは取り外して接点洗浄を行ないました。これらの作業で基本動作するところまで進みましたがDCバランスがきちんと取れなかったため半固定抵抗の定数を変更して交換しました。これで完全動作するようになりました。オシロで出力波形を確認すると30KHzでも矩形波の鈍りもほとんど見られませんでした。数十MHzまで特性が伸びている終段トランジスタの恩恵かと思います。音質は極めて素直なもので嫌味が全くありません。繊細さも持ち合わせています。超大型のトロイダルトランスの使用もあって低域も馬力があります。当時もっと高く評価されて良かったアンプだと思います。高級機らしく機能的には必要十分です。トーンコントロール部をパスして直接パワー部に接続するダイレクトカップル機能も備えています。A級増幅時は発熱が大きいので狭いスペースに押し込むような設置は避けてください。出品内容は本体のみです。概ね美品ですが、経年による小傷などがありますので完全美品をお探しの方はご遠慮ください。ゆうパックおてがる版120サイズでの発送を予定しています。到着時に動作しない場合を除いてノークレーム、ノーリターンとさせてください。
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