ご覧いただきましてありがとうございます。こちらは、かつて三菱が市場に投入したエンスージアスト車両、三菱 ギャランΛ(ラムダ)Super Touring(スーパーツーリング)になります。
三菱の兄弟車にして代表的な4ドアセダン、「ギャランΣ(シグマ)」は有名ですが、数か月遅れで満を持して登場したラムダは、今日において
忘れ去られた車両とも言えるべき絶滅危惧種でしょう。
が、発表された当時は”新型車フェア”に総計100万人が来場し、観客が入りきらず順番待ちに陥ったほど注目を集めた車両なんですよ。
今回販売するのはそんな異端児”Λ”の最上級モデル、スーパーツーリングになります。
残念ながら、見て分かる通り部品取り車両なります。
しかも、既に一部部品取られた後です。
その為、車体左前の外装や骨格がごっそり欠損しております。
自分の元へ来る前に書類の紛失もあり、「書無し」車です。
廃車後に失くしてしまったとのことです。
元々は15年以上前、元オーナー様がオートマチックトラブルに見舞われ、走らなくなった車両です。
当時は今ほど旧車がもてはやされておらず、ただの型落ち車両であったこと、また、今日もしかりですが、名車のように神格化された
車種ではないことが相まってにっちもさっちもいかず、無念にも野ざらし放置になったわけです。
その為、エンジンルーフが雨にやられ、指で押せばズブズブと穴が開くほどの劣化具合で開けたら崩れたのでとっぱらいました。
エンジン周りにこぼれ落ちている錆は、その残骸です(笑)
また、他の画像からもお分かりいただけますが、ルーフやトランクフードも塗装がやられて地の金属が傷み始めております。
人力で穴が開くほどではないですが、これ以上放置すればそうなる日も近いでしょう...。
恐らく放置になることが決まった際に色々なゴミも車内に突っ込んだようです。
画像にもある通り、様々なインテリアグッズ、バッテリ國際運送規定電池為危險物品,無法運送,購買後會幫您取出丟棄。ージャンプコード、ポロポロのフロアマットなどが車内やトランクに残っております。
ちゃっかり純正車載ジャッキと車載工具の袋が残っているのはポイントが高いかもしれません。
他にも、湿気取り剤に貯まった水がこぼれて左後ろのフロアに水たまりがある、左側内装のゴム部品が垂れ落ちているなど、書ききれない
ほどの不都合があります。
状態だけはいっちょ前に「草ヒロ」と呼ぶにふさわしいたたずまいです。
※現在画像に映っているホイールは私の方で必要なので、お渡し時は別のスチールホイールに履き替えてお渡し致します。
一方エンジンは素人目線ではありますが、劣化した細かなゴム部品(この年代にありがちな無数のブローバイホースなど)の欠損などを除き
全て揃っております。
何と言っても、整備士に「よほどのことが無いと壊れない」と言わせるほどタフなジープ譲りのエンジン(J59と同じ内燃機)ですから、
放置車を起こす際の正式な手順さえしっかりと踏めば、あっけなく復活しそうです。
エンジンを抜き取って使うのも良し、ボディを修復してΛとして乗るも良し、やる気があれば
直せなくもなさそうな...そんな個体です。
こういったものを修理することに心が躍る方、ぜひチャレンジしませんか?
~引き取りについて~
当車両は現在整備工場に場所を借りて置かせていただいている状況です。
従って、私の手元にはございません。
売買が成立した段階で、預かっていただいている業者様へ連絡を入れ、落札者様の都合と業者様の都合を調整させていただきます。
しかし、引き取り当日は私も業者様へ出向き、引き渡し商品有可能只能自取,自取費用相當高,請查看頁面確認に同伴させていただきますのでご安心下さい。
状態が状態の為、恐らく輸送を承って下さる運搬業者様がおりません。
従って、落札者様自身、もしくはお知り合いやご友人様のトレーラーなどで引き取りに来ていただくことになります。
ご了承下さい。
その他、気になることがあれば分かる範囲でお答えさせていただきますので、遠慮なくご質問下さい。